超高濃度ビタミンC点滴療法

高濃度ビタミンCには、高い抗酸化作用や抗ストレス作用があり、さまざまな美容や健康の悩みを改善することが期待されます。
また、その高い抗酸化作用からガンの予防効果や動脈硬化の進行予防にも期待されています。
内服では摂取できない大量のビタミンCを点滴によって血液中に投与することができ、血中のビタミンC濃度を急激に上昇させて美容効果や疾患予防効果、身体機能の改善効果を得ることが期待できます。
先天性G6PD欠損症の方など一部の方は実施できませんが、副作用が非常に少なく安全な治療法となっています。

G6PDとは？

ビタミンC点滴療法にを行う際に必須とされている検査が「G6PD検査」です。
この検査はG6PD欠損症であるか否かを判断し、安全に点滴療法を行えるかを確認するために必要です。
グルコース6リン酸脱水素酵素（G6PD）は赤血球に含まれる酵素で、G6PD欠損症の方は赤血球内の代謝が障害され、酸化ストレスを受けやすくなります。

そのため、酸化ストレス下では溶血(赤血球が壊れてしまう現象)が生じ、赤血球の寿命が短くなります。
G6PD欠損症の方は、ビタミンC点滴療法で溶血が起こるので治療ができません。